ワイン スペイン

ドミニオ デル ピディオ & シジャール/リベラ デル ドゥエロ Dominio Del Pidio & Cillar / RIBERA DEL DUERO

スペイン産

ワイナリー紹介:Dominio del Pidio & Cillar de Silos

Dominio del Pidio & Cillar de Silos
(ドメーヌ デル ピディオ & シジャール デ シロス)

ラ・リベラ・デル・ドゥエロでは2千年以上前から葡萄が栽培されていたという記録が残されています。その最深部にキンタナ・デル・ピディオ村があり、千年以上の長きに渡り修道院、カスティーリャの騎士や戦士、地元の住民などにワインを供給してきました。

11世紀頃フェルナンド1世によって修道院の再興が命じられ、数世紀前まで栄えていた修道院が再建されました。この修道院はのちに当時の修道院長ドミンゴ・デ・シロスの名にちなんで『 サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院 』と改名されます。修道院によってキンタナ・デル・ピディオ村のワインの需要は急速に増え、16世紀頃には約6万本もの葡萄の樹が栽培され、土地を掘り下げ地下にはワインを醸造するための村まで造られました。

しかし19世紀に発令した「修道院の財産を収用する」との法令により多くの修道院が財産を奪われ、サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院もキンタナ・デル・ピディオ村とその地下の醸造所から隔離されてしまいました。ところがその数十年度、新しい修道士によって見事に復興を遂げ再び新たな歴史を踏み出しました。修道院はロマネスク様式の回廊と世界的に有名になった「グレゴリアン聖歌」の人気により年々訪問客が増えワインの需要に大きく貢献することになります。

19世紀後半ヨーロッパを襲ったフィロキセラ禍によりフランス全土がフィロキセラによる壊滅的な被害を受けましたが、この地域の砂質土壌の畑は被害が少なく、フランスに44万リットル以上、スペインに18万リットル以上のワインを供給しフィロキセラが落ち着いた後の19世紀後半も多くの国にワインを販売しています。               

アラゴン家はキンタナ・デル・ピディオ村でワインを造る夢を抱き、1970年にワイナリーと小さな葡萄畑の区画を購入し1994年に初リリースしました。この村でのワインの醸造はキリスト教徒にとって伝説的で英雄的なものです。

しかしワイン造りについては謎が多く、彼らはワイナリーを手に入れた時に入手した醸造のレシピに従ってワイン造りを行いました。
1ヘクタールに満たない小さな区画がたくさんある彼らの畑では樹齢15年~100年のテンプラニージョとアルビージョが植えられています。標高は900~940mの高地で、ブドウは斜面で栽培され水はけが良く周りは森林に囲まれています。この森林によって葡萄は大きな被害をもたらす冬の霜や冷たい北風から守られています。地下のワインセラーは1年中11.5℃~12℃に保たれワインの熟成プロセスに理想的な環境となっています。

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